風の通り道 |
しかし、今年の夏は本当に暑かった。たぶん、今までで最もクーラーをかけていた年だと思います。去年までは、寝るときに2時間程タイマーをかけ、あとは窓を開けておけば朝まで寝られる。 というのが自慢だったのですが、今年の夏はそうはいきませんでした。
子供の頃、小屋を改築した小さな勉強部屋にいたときは、植木への水遣りのついでに屋根瓦によく水をかけていました。まあ、平屋だからできたものの、今だったらそうはいかない。
でも、これからまだまだ暑くなるのであれば、強制的に井戸水を屋根まであげるとか、考えないと。
京都では、おおむね南北に風は吹きます。
風の入るほうを小さく開け、出るほうを大きく開けてやるといいです。昔、NKHの番組で実験していました。よく、まっすぐにとい面で窓をとったほうがよく換気する。と考える方がおられますが、部屋中の空気を入れ替えるには窓をずらしてとってやったほうがよく換気します。
私の家では階段室にも開閉式のトップライトを採っています。
立体的にも「風の通り道」をつくることができます。
もうすこし高度な技は京町屋の「坪庭」にみることができます。
京町屋は坪庭をとることで 「風のゆらぎ」 をつくっているんですね。