漆喰の壁 |
漆喰は、伝統的な家屋や蔵に多くみられる白く美しい壁です。高松塚古墳でも見られるように、長期にわたって高い耐久性をもつ建築材料です。漆喰は、水練りして塗ると空気中の二酸化炭素と反応を起こし、石灰石の成分に再び戻っていくことにより表面が徐々に硬くなっていくという性質があります。そのため耐水性が高く、また、石灰そのものが高温で焼かれてつくられる材料であるため、火に強いという特性もあります。
硬い材料ですが、よく見ると表面に独特の美しい風合い
ひんやりとした空気、湿り気をおびた匂いを創り出します。