オークションカタログの楽しみ |
ヤフオクで時々落としているオークションカタログもそのひとつ。
秋の夜長に買えもしない版画や写真を眺めているのが楽しい。
SOTHEBY'S(サザビーズ)やCHRISTIE'S(クリスティーズ)のオークションカタログは、さすがに内容、出品数とも充実し、見応え十分。
なにより画集は高価だが古いオークションカタログなら週刊誌程度の値段で手にはいる。
それに、画集と異なるのは落札予想価格(エスティメート)が提示されていること。
自分なりの予想価額を出してカタログと見比べてみるのも素人の楽しみのひとつです。
ひとりの作家を追いかけて見ていると、おおよその見当は付くようになる。
「これよりもこっちのほうが高い」とかがわかるようになります。
「価値観の多様化」と言われる時代であっても「ほしいと思えるものが高い」「誰が見ても良いものは良い」 という至極単純なことが通用している世界だということがよくわかります。