杉の三層パネル |
幅・320 長さ・1920 厚み・30 と書けば、もうわかりますね。
この展示場のモデュールは960mmです。
モデュールについては、また別の機会でお話しさせてください。
三層のうち表面の一層を赤身と白太(しらた)の杉を源平使いして、表面を綺麗に仕上げています。板材の長手方向(縦方向)に凹凸の実加工が施されています。
もともとは、杉材の有効利用を図るために試作されたパネルです。
この展示場で考えていた仕様にうまく合致することに気が付いてオーダーしました。
一般的に、木材の内部の色が濃い部分(赤身)は 白太(辺材)に比べ耐朽性があり材として利用価値が高いとされますが、利用する場所によってうまく使い分ければ一本の杉材が有効に利用出来ます。
化粧で見える部分のみ「源平」にして「ちょう仕上げ」を施しています。
床の剛性を高める役目と仕上げ材としての役目を一枚のパネルで同時にします。
野地にもこのパネルを使っています。