「自立循環型住宅」 part8 |
「自立循環型住宅」として計画し、提案した物件を「設計契約」して頂きました。
担当営業マンから 「お客様は、太陽光発電と雨水利用にご興味を持っておられます。」
と事前に聞いてはいましたが、「一通りご要望をお聞きしたい。」との考えから聞き取り時には「自立循環型住宅」には触れませんでした。フォーストプランの提出時に、平面図と立面図に簡単に「風の通り道」を色鉛筆で書いたものとシミュレーションした「エネルギー削減率の算定表」をもって説明しました。
次世代省エネ基準の断熱に「エコキュート」の設置、「雨水利用」が特徴として大きなところでしょうか。太陽光発電は「掛けるコストに見合わないのではないか?」 という私の判断から組み込みませんでした。このときの削減率は31.6%
ご購入されるエアコンや家電製品等が省エネに大きく左右することを説明し、パーセントが想定である部分も組み込まれていることも説明しました。
設計当初から「自立循環型住宅」として計画し、提案した物件としてはこの『S様邸』が始めての試みとなります。 この記事、すこし続けます。