1月17日という日 |
これを一つの家づくり取り入れた [重量木骨の家・プログレス]+[OMソーラーハウス] の見学会です。
14年前の1月17日、「阪神淡路大震災」が発生し、未曾有の大惨事をもたらしました。
当時、私はまだ寝ていたと思います。箱を振ったように家が揺れ、母親の「どうもないか。」という声が聞こえたものの、体がすくんで動けませんでした。変な話ですが、真っ先に頭をよぎったのは自分が設計した(当時から責任者でした。)家に被害が無かったかどうかということ。
幸いにも被害はありませんでしたが、自分がやっている仕事の「怖さ」を改めて思った次第です。
適切な構造フレームを選択すること(プランや内外装の仕様から判断できます。)、構造計算することの重要性は「京都に生き続けるための性能」-「構造性能」にも表しています。
1月17日という日は、全ての設計者にとって、家づくりという仕事の心構えをもう一度確認させてくれる日ではないかと思っています。