配筋検査 part3 |

「大きなクスノキ」
計画する建物に近接しているため、かなりやっかいです。
「何か良い方法は…。」 当初からH様はご心配。
最初は、連続させた深さ1m.程の柱状改良で壁を作って根の進入を防ごうと思っていたのですが、門を重機が入らないことがわかって、断念。
地盤補強の必要も無いことも判って1m.の鉄板を連続して差し込む方法に変更しました。
今日は、「大きなクスノキの木の下で」 H様邸の配筋検査でした。
構造計算によって設計された配筋は鉄筋量も多く、地中梁の複雑な配筋で鉄筋が束になるケースが多いのですが、定着部分を束にしない配慮がなされていました。
H様邸は長期優良住宅。
給排水の取り込み、取り出しには、コンクリートや壁体に直接埋め込まない実管(さや管)スリーブ工法を採用。点検やメンテナンスの容易性を確保しています。

