赤外線サーモグラフィ part2 |

と書いていましたが、会社で購入することになりました。
その赤外線サーモグラフィによる構造物診断の基礎セミナーが大阪であり、定期点検を担当するY君と受講しました。(セミナー参加者は、関西を代表するゼネコンや高速道路関連の技術者が多かったです。)
全ての物質からは放射エネルギーが出ている。その放射エネルギー量は温度に比例して大きくなる。赤外線サーモグラフィは、物質から出ている赤外線放射エネルギーを検出し、見かけの温度に変換して表示します。断熱材の欠落やモルタルの剥離があれば熱伝導や熱容量の違いが生じ、これが表面に温度差となって現れる。赤外線サーモグラフィは温度を分布として表示できることからこの差異に着目すれば、問題のある部分が特定できるというものです。
といっても、様々な要因が温度分布に影響を与えたり与えなかったりするので、単純には判断出来ない。色んな知識を動因して推測することになります。
なかなか、奥が深いものですね。
うまく利用して建物のメンテナンスに使っていきたいと思います。