これからの家づくり part1 |
では、今後、どのようになっていくのでしょうか。引き続き省エネの流れがあって、もうひとつは国産材使用の流れが出てくる。そんなふうに思います。
建物に省エネルギー基準への適合が義務付けされる。あるいは現行の省エネ基準が引き上げられるかどうかは現時点ではわかりませんが、高性能、高効率な設備機器の導入に対して積極的な支援が考えられているのは確かなようです。
経済効果を考えれば悪いことではありませんが、高性能、高効率な設備機器の導入=快適な暮らし になるのでしょうか。
冷暖房を家全体で考えるのか、それとも部屋単位で考えるのか。
極端な結論は出さなくとも、高性能、高効率な設備機器を導入する前に、なんらかの考えを示しておくことが必要です。
それによって間取りが大きく変わる。導入する設備も大きく変わるからです。
どんな暮らしをしようと思うのか といったことを整理することから家づくりは始まります。
そんなお話を聞かせていただけると、設計は驚くほど進むものです。