品質管理 part3 |
むしろ、見ることができるものは、ごく表面的なものに過ぎない。
最近、そのことをつくづく感じています。
規格に適合しない施工を検査だけで防ぐことは完全ではなく、品質はむしろ工事という工程の中で作りこまれるべきものだと考えています。
そのためには検査結果を設計、工事にフィードバックして、前工程で問題が出ないような管理をする。加えて、品質の現状を経営者や関連部門に報告する。この報告をもとに維持、改善の計画が作成されることがなければ、現状を反映したものにはならないし、実現性も低い。
過去に捉われない評価の仕方、協力業者も含めた担当者の選定のあり方、その部分に手をつけることが出来れば、画期的に品質は向上するのではないか。
幸いにも、潜在的な能力には高いものがあると思っています。