太秦 S様邸 part1 |
階段に併設した吹き抜けによる自然光、風の通り道の確保
既存の庭木を利用した庭と濡れ縁による自然との繋がり
可変性の高い間取り
このような事を意識して設計した住まいです。
設計契約頂いた後、コーディネーターと一緒に“仕様決め”を進めてきました。
これが実に楽しい。
間取り、外観、サッシの位置と大きさ、外壁、屋根の仕上げ材等、特に構造計算に必要となる部分を再確認していきます。耐震等級、梁の伏せ方、算出された梁の寸法を見ながら意匠を再考していきます。今回は、耐震等級3を確保するために勾配天井部分に水平梁、火打ち梁を追加しようと思っています。当初、想定していた意匠とは異なりますが、建物の耐震性を優先させたいとお聞きしているS様には、ご理解いただけるでしょう。