2013年 07月 25日
近況報告 |
「太秦 S様邸」に現場の進捗を確認しに行ってきました。
資材を置くスペースが建物内にしかなく、サッシや建具の枠すべてに加工が必要など、なかなか作業がはかどらないとボヤかれましたが、その分、腕が振るえる現場でしょうと、そんな会話を大工さんとしてきました。
このS様邸は、屋根の断熱ひとつとっても押出法ポリスチレンの65㎜を垂木間に入れて、且つ、野地板との間に通気層を確保しています。垂木と断熱材は隙が生じないよう気密テープを貼ります。構造材を化粧で見せるというデザインと断熱性能の確保との両立は、普通の家以上に手間とディテールを必要とします。街中で家をつくるとき、窓を開けても必ずしも涼しい風が得られるとは限りません。近隣建物の建て方から通風に十分な期待が持てない状況があります。伝統的な意匠を取り入れながらも新しい技術、現代的な性能を持つことが必須なのです。
完成まで、もう少しですね。
資材を置くスペースが建物内にしかなく、サッシや建具の枠すべてに加工が必要など、なかなか作業がはかどらないとボヤかれましたが、その分、腕が振るえる現場でしょうと、そんな会話を大工さんとしてきました。
このS様邸は、屋根の断熱ひとつとっても押出法ポリスチレンの65㎜を垂木間に入れて、且つ、野地板との間に通気層を確保しています。垂木と断熱材は隙が生じないよう気密テープを貼ります。構造材を化粧で見せるというデザインと断熱性能の確保との両立は、普通の家以上に手間とディテールを必要とします。街中で家をつくるとき、窓を開けても必ずしも涼しい風が得られるとは限りません。近隣建物の建て方から通風に十分な期待が持てない状況があります。伝統的な意匠を取り入れながらも新しい技術、現代的な性能を持つことが必須なのです。
完成まで、もう少しですね。
by papa4kid
| 2013-07-25 19:10
| 太秦 S様邸
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