東京タワー オカンとボクと、時々、オトン |
息子への母親の想いとか、病室での親子の会話とか、見たことがある場面、ああ、あの時と同じだなと思い出されて、かなり辛かった。母親にとっては息子がすべてであり、息子にとっても母親は、逃れられないものだということ。
今でしか抱けないような母親への感情、表現が映画の中に既にあることにも驚いた。
例えば、息子役のオダギリジョーが病床での母親をスケッチする場面とか、
……みんな、やさしいね。
映画の中では「東京タワー」が印象的に描かれていて、同世代にはとてもよくわかる。
子供の頃、うちの家にあったオルゴールも「東京タワー」だった。