~30代で家を建てる …階段 |

家のなかで最も物語性のある場所
―そこは階段だと私は考えています。
子供たちとの「おはよう」、「おやすみ」の挨拶も、この階段でおこなわれます。
リビングの中に階段を取り込むリビング階段の計画が多くなってきたのは、家族のあり方をとても大事にされる、若いご夫婦ならではのこだわりなのでしょう。
階段はその機能以上に、上階と下階とのコミュニケーションの架け橋です。
階段を家の端っこに計画するのではなくリビングの中央に計画したい。
―眺めと光を遮らないストリップ階段は、意匠性を持たせるに最適な部材です。
部屋全体に奥行きが感じられるようにもなります。
写真のストリップ階段は、既製品の木製ストリップ階段に造作のフラットバー手摺を取り付けたものです。これだとリーズナブルですね。