2017年 03月 04日
材木を見に行く。 |

二間続きの和室、玄関から玄関ホールにかけては、構造材の柱が 『表わし』 となる真壁仕様、『表わし』 となる柱は、檜(ヒノキ)の無垢材での計画です。
材を見に、愛知県海部郡飛島村の木材問屋までお客様をご案内しました。
『番付け』 された檜の柱が、上下を揃えて綺麗に並べられていました。
柱が見える面には節が無い 『無節』 、若しくは 『上小節』 の柱を使用します。
『番付け』とは、仕上がりを頭に入れ、材を確認しながら、その材をどこにどういう面で使うかを決める作業です。木目や節の有る無し、色身等が考慮されます。
全て吉野の同じ山から採れたものと説明を受けた材は、素晴らしい木目、木柄でした。
一緒に来た現場監督が、「何だか、ワクワクしてきますね。」と言い寄って来ました。
思う事は、皆、同じですね。
翌日、お客様から「良く準備してくれた。」 と御礼の電話を頂きました。
いいえ、私どもの方こそ貴重な経験をさせて頂き、有難うございました。
by papa4kid
| 2017-03-04 12:45
| 木の話し
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