Frank Lloyd Wright |

どうも装飾過多な帝国ホテルやヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)のイメージが強く(最も映画『ガタカ』で使われていた建物もフランク・ロイド・ライトの設計であるから驚く。)
真似しようにも真似出来ないから正面から向き合ったことも無い。
というのが正直な所。
『ガタカ』はイーサン・ホーク、ユマ・サーマン主演、アンドリュー・ニコル監督の近未来映画。
この映画の舞台である宇宙飛行士訓練施設「ガタカ」にフランク・ロイド・ライトが1957年に設計したカリフォルニア州サンフランシスコ近郊にあるマリン郡庁舎が使われています。

この写真を見れば誰も帝国ホテルと同じ設計者であるとは思わないでしょう。セットでもこうは雰囲気出ない。
私はこの映画をテレビで見ました。焼却炉に自ら入って自分の存在を消そうとした俳優が非常に印象的でした。後でジュード・ロウという俳優であることを知りました。
写真でしかないが、(落水荘の実物を見てみたい!)特に住宅を見ると、トレンドとあこがれが表面的なデザインを求める現代に比べて非常に現実的な生活の場であることが分かります。
暖炉、椅子、テーブル、書棚といった調度類の絶妙な配置。 豊かな色彩。
もっともライトは“食べること”には興味が無かったようですが…。