「音のいい部屋」 |
書店でパラパラと見て、買ってしまった。
様々な人のオーディオルームが紹介されているのだが、昨今のアナログブームもあってか、レコード盤愛好家を中心に集められている。
機材はJBL、アルテック、マッキントッシュが多いが、オーディオ好きな人と音楽好きな人が選ぶ機材、機材のレイアウトも違うのが興味深い。
まず、目に入る写真が圧倒的に美しい。
レコード棚のラインやピッチのリズム。背表紙の微細なズレや色の繰り返されるリズムが、いつしか独特のグルーヴとなって音楽を聴くという高揚感や音楽の臨場感を生み出しているのだろう。
美しい音が聞こえてきそうだ。