2022年 06月 21日
リノベーションという選択‐新たな住まい part2 |
32年、私が結婚するにあたって住むところが必要になり、家の裏にあった農機具小屋を解体し、ほぼ同規模で2階建て住宅を建てた。最初は快適だった家も冬季はサッシの結露に悩まされ、キッチンやユニットバスの汚れも酷くなってきた。新築するかリフォームするかを悩んでいたところ、息子が住宅ローンを払ってもいいよと言ってくれたので、この家は実現した。リノベーションするにあたって重要視したのは、耐震補強と高い断熱性能を持たすということ。このふたつに関しては後に取りあげるが、まず考えたのは、敷地全体の構成をどうするかということ。南に22前に建てた自邸があることからバランスを考え、太陽光発電パネルを載せる必要から屋根形状を寄棟から切妻に変更した。黒い外壁は「焼杉」です。できるだけコストを抑えたい。また、管理しやすい家にしたいと思って外壁に「焼杉」を選んた。「焼杉」はトラブルが生じた際も比較的簡単に外すことができ、対処し易い。また、経年劣化が進んだ際も工業製品に見られるような不自然さが見られない。防火構造とするためにダイライトを建物の外周部全周に張ったが、これが耐震補強をも兼ねることになった。
by papa4kid
| 2022-06-21 15:39
| リノベーション‐新たな住まい
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