スタイルを持つということ |

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2022年 09月 20日
![]() もう随分と昔のことだが、大和大路通り新橋を少し東に入ったところにある割烹店に入ったことがある。町屋の佇まいを残した建物は1階が割烹店で、確か2階がBARだった。何かの雑誌に紹介されていたのを思い出し、入ったんだと思う。目に飛び込んできた魚の墨絵が素晴らしく、「誰が描かれたものですか」と店員さんに聞くと、「片岡鶴太郎さんです」と教えてくれた。骨太な内装の雰囲気と、筆遣いがとても良く合っていた。今もその店はあるようだが、昔のままかどうかは知らない。 後年、この店の内装を手掛けた店舗デザインの世界では高名な方の仕事を手伝う機会を持つ。遠くから仕事ぶりを拝見する程度ではあったが、とても優秀な女性アシスタントの方とは、色々とやりとりをさせて頂いた。パソコンの画面上に、小さなプラスティックケースの中に、様々なサンプルがパレットの絵具の様に整然と整理され、組み合わされていた。普段、あまり見ないメーカーの塗り材やタイル、煉瓦の類だったが、どの製品にも独特の雰囲気と手触りがあった。 独自のスタイルを持つということ、作風を確立するということは、仕事を成功させる上ではとても大事なことだ。改めてそう思う。デザインとは何なのだろう。個人の人生経験の中にあるものなのか。それとも、インスピレーションを得て形にする作業なのか。であれば、そのインスピレーションの源泉は、何処から来るのだろうか。 絶対的に美しいものへアクセスする能力を得た者が、成功したデザイナーなのかも知れない。
by papa4kid
| 2022-09-20 09:26
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