今晩は、これ part3 |
「えぇー。」と互いに顔を見合わせて、思わず大きな声。
そこには大阪に行ったはずの店長がいたからです。
吉祥院に中古のオーディオ(失礼ながら、決して高級なものは無かった。)を扱う店があって、倒産するまで彼はそこの店長でした。
私にアナログレコード盤の持つ圧倒的な音の厚み、やさしく、温い音 を教えてくれたのがこの店長です。
部屋中の空気が振動して、振動が面となって押し寄せてくる。
身体が包み込まれるような感覚。
特にjazzという音楽が持つ色気と熱っぽさは、アナログレコード盤でしか得られないものだと思っています。
今晩は、これ ANITA O'DAY の 「COOL HEAT」
いいんだなぁ、これが
ストレートに伸びきった声、頭を撫でたくなるような かわいらしさ
ちょっと飲み過ぎたのか、声がとろけるように甘い。