覚え書き part8 |
ということもあって、例えばスギの一等材をプレカットする。なるべく梁成(梁の高さ)を揃え一般的に流通している材寸を使う など私自身はあまり特殊な家づくりにならないような方法をとろうとはしています。
「今日ではかなり特殊な家づくり」 このことが地域産材を使った家づくりがどの程度その地域の林業再生に貢献するのか、目に見えて改善されない難しさに繋がっていると思います。
ただ、人と森の関わり方 part4 http://kyonomori.exblog.jp/3569490
の夕刊の記事(記事の内容には触れていませんでしたね。記事の内容は長岡京市、市民グループ、サントリーなどでつくる「西山森林整備推進協議会」が西山の密林化を阻止、雑木を間伐し、下草が生え動物は住める里山にする雑木林の整備を進めている とあります。)にもあるように環境問題に関心を寄せ、実際に活動する市民が増えてきました。
そんな人の家族がふうっと目にした柱や梁に 自然の仕組みを思いやる子供が育ってくれたら、素敵だなぁと思います。古臭いかもしれませんが、次代の子供の為に「いいものを残してやりたい。」という気持ちが私にはかなりのウェイトであります。
一端、「覚え書き」もこれで終わりにしようかと思っています。
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また、思いつく事あれば、加筆するかもしれませんが…。
その具体的な仕組みづくりに少しでも協力できたら、と思うのですが、なかなか進みませんね・・(-.-;)
24日はよろしくお願いします。