新展示場 周辺のこと |
一枚一枚、写真を見ながら各部屋のコメントを考えていました。
この展示場、今月上旬に「り・ぶ・ら 北山」の閉鎖に伴い解体されています。
「うなぎの寝床」と言われる京都独特の狭小間口での計画を想定したものでした。
木造3階建てで建物中央部に中庭を配しています。2階蓄熱のOMソーラー、アモルファス方式の太陽光発電、雨水利用と 「環境との共生」 をコンセプトにした展示場で、内装材にも「自然素材」をいたる所に使っていました。いまでこそ珍しくもありませんが、1998年当時としては、思い切った試みだったと思います。
なにより、私はこの展示場の佇まいが好きです。
携わった展示場のなかでも最も好きな展示場です。 と、書けば好みが大体わかってもらえますね。



今見ても色褪せて見えない。 と、誰も言ってくれないので自分で言っておきます。
実は、次の展示場の計画が持ち上がっているのです。