Luz/Djavan EPIC・SONY/25・3P-44(1883) |
アルバムタイトルのLuz(光)とは良くつけたもので極彩色の光がブラジルの赤い土に陰影を落とす。
すべての音に瑞々しさがある。
歳とともに聴く音楽は変わってくる。
若いころ所有していたアルバムは大方処分したが、これだけはと
残しておいた中の一枚、1983年発売。ライナーノーツを読むと
Stevie Wonder がDjavan(ジャバン)の音楽性を絶賛し、
みずから1曲目にハーモニカで参加している。
Djavanの詩が、Stevie Wonder のハーモニカが音の束を編んでいく。
自由な精神、闊達さ。
陰性の音楽にひかれることが多いが、こちらは陽性。これからの季節にぴったりです。