Joao Voz E Violao/ Joao Gilberto |

2.Voc Val Ver
3.Eclipse
4.Nao Vou Pra Casa
5.Desafinado
6.Eu Vim Da Bahia
7.Cora Ao Vagabundo
8.Da Cor Do Pecado
9.Segredo
10.Chega De Saudade
何日ぶりだろう、アンプに灯を入れたのは
聴いているのはジョアン・ジルベルトのJoao Voz E Violao(邦題はジョアン 声とギター)
このアーティスト、このアルバムに対する賛辞は数知れない。一例をあげれば
これよりいいものと言ったら沈黙しかない。
そして沈黙をも凌駕するのは、ジョアンだけだ (カエターノ・ヴェローゾ)
ジョアン・ジルベルトをよく聴くのはむしろスタン・ゲッツのゲッツ・ジルベルトの中でか
Amoroso/Brasil(邦題はイマージュの部屋)
どこまでも伸びるStan Getzのテナー・サックスはけだるく気持ちいいし、うねるようなドラマチックなEstate(エスターテ)も好きだ。
このアルバムは邦題とおり『ギターと声』だけで構成されている。余分なものを削ぎ落として、静かに、淡々と語るように歌う曲に 聴いている者はつい前屈みになる。
その瞬間、『自分だけの音楽』を聴くことになる。
際だったメロディがあるとも思えないのに… 不思議な魅力に溢れたアルバム。