今晩は、これ part 4-2 |
3人の相互に演奏しているアドリブが、非常にスリリングでいながら何かひとつの映像を見ているような印象。
ついで、セロニアス・モンクの「Blue Monk」
私はセロニアス・モンクをほとんど聞かないのでこの時の演奏がどうなのかは、正直わからない。つっかかるような音の運びがモンクらしいと思うぐらいで印象に残るものではないと思っています。
ソニー・スティットのクインテットの後、白い羽飾りのついた黒の帽子に黒のドレス、そして白い手袋といういでたちで現れるのは、アニタ・オデイ。ステージに上がる階段で、ピンヒールを気にするアニタが愛らしい。1919年生まれですから、この時39才でしょうか。
ここでは「Sweet Georgia Brown」、「Tea For Two」の2曲を歌っています。
「Sweet Georgia Brown」の歌いだしは
何度聴いても本当にすばらしい。
浸透力の強さで聴く者を圧倒します。
女性ジャズボーカルばかりを集めたオムニバスアルバムを持っていました。
気に入った曲をプログラムして聴いていたら、そのほとんどがアニタ・オデイでした。
先月、お亡くなりになりましたね。
セロニアス・モンクにもまいりました。曲同様に何ともミステリアスで、これも貴重な映像と思います。
ジミー・ジュフリー3は、かなり長めの望遠レンズでご指摘のようにワンショット的なフレーミングでジミーとバルブ・トロンボーン(変わった楽器?)のボブ・ブルックマイヤーを交互に「ピン」移動させたり凝った画面でしたね。オー、終曲の汽笛のこだまが聞こえてきました。
他のシーンでは「ミッドナイト・サン」チコ・ハミルトンのドラムにエリック・ドルフィのフルート、若き日のチャック・ベリーの「ジョニー ビー グッド」など、またまた観たくなりました。