景観条例 |
た。屋上に設置する屋外広告や点滅照明の広告物も禁止する方針です。
特に高さ規制は資産価値の低下を招くことからマンション住人や分譲業者から、屋外広告や点滅照明等の広告物の禁止に関しては商店や広告業界からの反対意見が多い。
西京区の住民らで作る「桂東地区の歴史的遺産と建物の高さを考える会」は、街並みを守るために阪急桂駅の東側地域の高さ制限を素案よりも厳しくすることを求める意見書を提出。
賛否両論、より厳しい規制を求める声もあります。
以前、ある公的な機関から「京都の町並みを良くするための提言」のような事を聞かれたことがあいます。「優れたデザインの建物、『点』をつくっていけば、やがてそれが『模様』となり町を造っていくのではないか」 と言う意味のことをいった覚えがあるが、それが具体的に何を指すのか、どうすれば良いのか ということを明確に答えることは出来なかった。というより、景観というものが「その場にしか存在しない」もので一般化することが難しい。
美観地区や風致地区での建築で、実際に行政と交渉してきたものにとって杓子定規な対応に困惑することもありました。とはいえ、法律というかたちで一般化しないと良くはならないということを現在の京都の町並みは既に示していると思うし、自省もするわけです。
こんなことを考えていたところ、新建ハウジングの『外観デザインを考える』 が手元に。
大変わかりやすく、示唆に富みます。