2007年 02月 05日
Get Up With It(1974)/ Miles Davis |

ステレオと呼べるものは持っていなかった。
初めて買ったシングル盤がJANIS IAN(ジャニス・イアン)のWILL YOU DANCE? (ウィル・ユー・ダンス)
初めて買ったアルバムがPINK FLOYD(ピンク・フロイド)の「原子心母」。家に下宿していた京大生のレコードプレーヤーを借りて聞いていました。
1970年代のことです。
意外にも、この頃FMから流れてきた曲についてはほとんど覚えていない。が、今でも鮮明に覚えている曲というかアーティストが二人いる。一人はマイルス・デイヴィス。もう一人がシャンソンのバルバラです。バルバラについてはいつか、必ず紹介したい。
番組ではアルバム『Get Up With It(1974) 』の中から一曲目の『He Loved Him Madly』がノーカットで流されていたと思う。デューク・エリントンへのレクイエムという解説だった。
これが音楽なのか?
この曲から私はマイルス・デイヴィスに興味を持つことになります。
黒い水をたたえる湖を覗き込むような感覚 が延々と32分も続きます。
深遠というもの触れようとする感覚
エリントンへのレクイエムというより、マイルスの内に秘めた巨大な野心というものを感じざるを得ないのですが…
by papa4kid
| 2007-02-05 22:07
| 音楽
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