パンク修理 |
先週になるが、長男の通っている高校に成績表をもらいに行った。
担任の先生との話のなかで、「今の高校生は、昔に比べて3歳は精神年齢が低い。」 という話をされたが、まったくもってうちも同じだなと感じた。
掃除を頼んでも、場所を指定して、掃き方を実演しなくてはならない。
頼んだ場所が終わると、さっさといなくなって、次に何をしたらいいのかを聞いてくれない。
私が、もっといろんな事を教えるべきだとも思うが、休みが合わない。
奥さんが、「自転車がパンクした。直してほしい。」と言うので、丁度、夏休みで家に居る長男にパンク修理を教えようと思った。

私の場合、誰に教わるとも無くパンク修理を覚えた。
タイヤからチューブをはずし、空いた穴をゴムでふさいだ後、またタイヤに戻すのがひと苦労だった。ホームセンターで見つけた、片方がヘラで、もう片方がスポークに固定できる簡単なプラスチックの棒を使った時は感動した。
今までの苦労は、何だったのかと言いたいぐらい、あっさりとチューブはタイヤに納まった。
色んなことを経験する機会が圧倒的に少ないような…、かといって敢えて風潮に逆らわすことも出来ない。
今も昔も、大切なことにそう違いはないと思うのだが…。
洗面器に張った水にチューブをつけて、軽くポンプで空気を入れてやるとぶくぶくと泡がたった。
楽勝じゃん。