地元の木を使う part4 |
緑の交付金(環境にやさしい京都の木の家づくり支援事業)を利用した家でもあります。
詳しいことは 「京の杜ネットワーク」 のホームページ 「お知らせ」 をご覧ください。
設計は宮井建築設計事務所(京都市下京区)、施工は 株式会社デザオ建設。
材の調達とプレカットを 「京の杜ネットワーク」 のパートナーである 「京北プレカット」 にお願いしました。
構造材や床材等仕上げ材のほとんどすべてに京都府産の杉を使った真壁造の家
「高気密・高断熱」の家でもあります。
田園風景に良く似合う外観に、杉材と白い壁のコントラストがしっくりと落ち着いた雰囲気を醸し出す、素晴らしい家になりました。
この家に使用された京都府産木材の体積は、23.57立方メートル。
全国平均の製材を使用したときのウッドマイレージCO2と「南丹市H様邸」の木材輸送に関わるCO2排出を比較すると、93%の二酸化炭素の排出削減効果があったことになります。
この削減効果をガソリンに換算すると1.079リットルの消費を削減したことにもなりました。
国産材を使った家は、「環境」という指標でも評価されるようになったのです。
設計事務所とのコラボレートは、「木の家」に新たな表現方法を創出し、府内産材の使用を拡大します。 これからも積極的に取り組んでいきたいと思います。