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CASBEE戸建評価員試験の受験資格を得ることが出来る認定講習会です。講師は南雄三氏
CASBEEとは何か
敷地のなかで質の高い生活をしながら、敷地の外に与える環境負荷を最小限に抑える。
そのバランスの良い家を高く評価する仕組み
端的に言えば、住宅の環境品質/環境負荷=環境効率 を評価するツール
受講するまでは、「自立循環型住宅」にライフサイクルCO2を加えた、より広範囲に環境を評価するもの と思っていましたが、想像以上のボリューム、評価項目の多さに驚きました。
「自立循環型住宅」に「性能表示」による評価が、ほぼそっくり加わります。
ライフサイクルCO2は評価項目から換算し、Excelが計算してくれます。
テキストには、施主と設計者・施工者が適切な環境性能を検討するコミュニケーションツールとしての活用、ワークショップ型の使い方を勧めているが、どうなんだろう。
項目が多すぎて、コミュニケーションがうまく取れるのだろうかという心配と、評価結果の表示がミシュランのように☆☆☆☆☆ というように☆印の数でランク表示されるのも、結果だけが尊重されるようで気になる。
しかし、家というものが情緒的に語られてきたなかで、性能で語ることの意味、実証の大切さを教えられた気がしました。