2008年 07月 05日
今晩は、これ part9 「Alone」 |
1. Here's That Rainy Day
2. Time for Love
3. Midnight Mood
4. On a Clear Day
(You Can See Forever)
5. Never Let Me Go
久しぶりにレコードを買った。Bill Evans (ビル・エヴァンス) のAlone (アローン)
好みもあるだろうが、B面の「Never Let Me Go」が圧倒的にいい。
14分半にも及ぶソロ・インプロヴィゼーションはひとつの物語を見ているよう。
テンポや調性の変化が作品に奥行きと陰影を与えているのでしょう。
持続する緊張感が、からだに心地いい。
会社の帰り、土砂降りの雨の中を中古オーディオショップに立ち寄った。
目にとまったのが、Spendor BCⅡというイギリスの古いスピーカー。
擦り切れるぐらいステレオサウンド誌を眺めていた頃、JBLと共に憧れのスピーカーだった。
店長にボーカルをリクエストした。ヘレン・メリルの歌う「What's New」はどこまでも柔らかく、音に陰影がある。褪せたサランネットから受ける印象もあるだろうが、何とも言えない情感、雰囲気が良く出ている。
普段、家で聴いている音とは対極にある音にすっかり参ってしまった。
後ろ髪を引かれる思いで店を出た。
2. Time for Love
3. Midnight Mood
4. On a Clear Day
(You Can See Forever)
5. Never Let Me Go
久しぶりにレコードを買った。Bill Evans (ビル・エヴァンス) のAlone (アローン)
好みもあるだろうが、B面の「Never Let Me Go」が圧倒的にいい。
14分半にも及ぶソロ・インプロヴィゼーションはひとつの物語を見ているよう。
テンポや調性の変化が作品に奥行きと陰影を与えているのでしょう。
持続する緊張感が、からだに心地いい。
会社の帰り、土砂降りの雨の中を中古オーディオショップに立ち寄った。
目にとまったのが、Spendor BCⅡというイギリスの古いスピーカー。
擦り切れるぐらいステレオサウンド誌を眺めていた頃、JBLと共に憧れのスピーカーだった。
店長にボーカルをリクエストした。ヘレン・メリルの歌う「What's New」はどこまでも柔らかく、音に陰影がある。褪せたサランネットから受ける印象もあるだろうが、何とも言えない情感、雰囲気が良く出ている。
普段、家で聴いている音とは対極にある音にすっかり参ってしまった。
後ろ髪を引かれる思いで店を出た。
by papa4kid
| 2008-07-05 23:55
| 音楽
|
Comments(2)
Commented
by
Campos
at 2009-12-11 15:41
x
BCⅡで聴くAlone、素晴らしいでしょうね・・。
Never Let Me Goは美しい曲ですね。
時々無性に聴きたくなります。
CDだとこの曲はアルバムのなかの1曲、という印象ですが、
レコードだと片面1曲のせいか、この曲のせつなさがより引き立つような気がします。
私のNever Let Me Goの初体験はキース・ジャレット『Standars Vol2』 でした。
Never Let Me Goは美しい曲ですね。
時々無性に聴きたくなります。
CDだとこの曲はアルバムのなかの1曲、という印象ですが、
レコードだと片面1曲のせいか、この曲のせつなさがより引き立つような気がします。
私のNever Let Me Goの初体験はキース・ジャレット『Standars Vol2』 でした。
0
Commented
by
papa4kid at 2009-12-13 09:10
Spendor BCⅡはピアノに弱いという評価もありますが、張りつめた緊張感より豊かな情感を私は大事にしたいと思います。
「CDだとこの曲はアルバムのなかの1曲、という印象ですが、
レコードだと片面1曲のせいか、この曲のせつなさがより引き立つような気がします。」
レコードに針を落としたくなるのは、まさにこれなのかもしれません。
「CDだとこの曲はアルバムのなかの1曲、という印象ですが、
レコードだと片面1曲のせいか、この曲のせつなさがより引き立つような気がします。」
レコードに針を落としたくなるのは、まさにこれなのかもしれません。