2009年 01月 12日
桜の巨木を眺める家 part4 |
T様邸ですが、プラン、仕様もほぼ確定し構造図の準備を始めました。
「りぶら二条展示場」と同じく柱は「表し」にせず、すべての梁を「表し」にしています。
杉の無垢材をそのまま見せる「表し」の場合、柱と梁をどう組むか、立体的な見え方が非常に大事なものとなります。柱と梁を美しく組むことが出来れば、出来上がった建物の雰囲気も自然と落ち着いたものになるものです。
柱と梁の位置関係を表したラフ図面を見ながら、大体は頭の中で描いていた通りではあったのですが、少し無理がありました。
リビングの邪魔にならないところに、化粧柱を一本書き加えました。
T様にご了解頂いた訳ではありませんが、この方が美しく架構できると思ったからです。
設計とは、単に使い勝手良く部屋を並べれば良いものでもありません。
「どう暮らすか」ということに直接関係するエリアの繋ぎかた 『線』 を展開し、立体という空間の見え方 『面』 を起こしていく。この思考の過程を残しながら進める作業。
楽しくもあり、難しいものですね。
「りぶら二条展示場」と同じく柱は「表し」にせず、すべての梁を「表し」にしています。
杉の無垢材をそのまま見せる「表し」の場合、柱と梁をどう組むか、立体的な見え方が非常に大事なものとなります。柱と梁を美しく組むことが出来れば、出来上がった建物の雰囲気も自然と落ち着いたものになるものです。
柱と梁の位置関係を表したラフ図面を見ながら、大体は頭の中で描いていた通りではあったのですが、少し無理がありました。
リビングの邪魔にならないところに、化粧柱を一本書き加えました。
T様にご了解頂いた訳ではありませんが、この方が美しく架構できると思ったからです。
設計とは、単に使い勝手良く部屋を並べれば良いものでもありません。
「どう暮らすか」ということに直接関係するエリアの繋ぎかた 『線』 を展開し、立体という空間の見え方 『面』 を起こしていく。この思考の過程を残しながら進める作業。
楽しくもあり、難しいものですね。
by papa4kid
| 2009-01-12 20:27
| 桜の巨木を眺める家
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